「チベタン・アイデンティティ」絵本プロジェクト:

ブックス・フォー・チルドレン(BFC)は、現在、第6冊目になる絵本「アイデンティティ」の制作準備に取りかかっています。この本は、インドはダラムサラにあるCTA(チベット亡命政府)の文部省とのコラボレーション・プロジェクトです。お陰さまで、BFCは今までに1万2千冊以上の絵本をチベット難民孤児たちに寄付することができました。
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現在、650万人のチベット人が世界にいると言われており、彼らを団結させている唯一の存在は、ダライ・ラマ法王です。出身地やバックグラウンドが異なるチベット人たち(例えば、チベット内のチベット人、インド、ネパール、ブータン、アメリカ、ヨーロッパに亡命したチベット難民たち等)は、決して仲が良いとは言えず、対立することも多いのが現実です。

チベット情勢は深刻で悪化する一方、ダライ・ラマ法王は年々、年老いて行かれ、今年で80歳になられました。中国政府は、ダライ・ラマ法王が早くこの世を去り、チベット人社会がカオス状態に陥ることを待ち望んでいます。世界に散らばるチベット人たちが、自分たちのアイデンティティについて改めて見つめ直し、一刻も早く皆で団結する術を考える必要が強いられています。

この絵本は、子供達だけでなく大人達にも必要な本です。「チベット人であるということは、どういうことか?」、「何が自分をチベット人にさせているのか?」、「チベット人であることは大切か?」、「大切であれば、それはなぜか?」など、普段チベット人たちが話し合わないようなトピックを投げかけ、読者たちにチャレンジし、深く追求するようにインスパイアするのが狙いです。

絵本は、インド、ネパール、ブータンにいる数千人のチベット難民孤児たちに配布され、各難民学校では、「チベタン・アイデンティティ・デー」を設立し、子供も大人も、この絵本を基にして、自分たちのアイデンティティについて話し合うイベントを開催します。これは一日限りでなく、定期的に行う学校やコミュニティーでのプログラムとなります。

昨年、私がチベット亡命政府の文部省に、このプロジェクトについて提案しましたところ、文部省も、この企画がいかに緊急に重要かということに同意してくれました。ところが一年経った今でも、文部省は、このプロジェクトを実行する資金が得られていない状態です。
聞くところによりますと、チベット難民亡命社会では、資金が必要なことがあまりにも多すぎるため、教育のための絵本制作の寄付や予算を得るのは非常に難しいとのことです。信じがたいことですが、これが厳しい現実なのです。

寄付のご協力お願い致します!

そこで5年ぶりにBFCがファンドレイズをすることになりました。集められた資金は、すべて絵本制作と配布経費にあてられ、私が自らの労働費や報酬を得ることは一切ありません。皆様の寄付は、一円でも大切にさせていただきますので、是非ともご協力お願い致します。

資金が使われる内容は、絵本制作の装丁デザイン、編集、翻訳などで、すべてプロフェッショナルの方々に担当していただきます。そして世界中にいるチベット難民の子供たちに配布する経費にあてられます。

この絵本は、チベット難民孤児たちに大きく影響を与え、彼らの将来を力強く支える重要な一冊となることは間違いありません。昨年、インドでダライ・ラマ法王に、サンプルの掴み本を見ていただき、励ましのお言葉をいただきました。私が美しい絵を描き、チベット語と英語で(できれば日本語でも)印刷されます。
また、アイデンティティを見つめ直すということは、チベット人だけでなく、我々日本人にとっても、今、とても重要なことではないでしょうか。
私は、皆様がきっと、この絵本制作支援に携わったことを誇りに感じていただけると、心から信じていますので、是非ともご協力お願い致します。そして、どうかお友達などにもお声をかけて下さいませ。

ペイパル/クレジットカード/オンラインでの寄付:『Donate』ボタンをクリックして下さい。




銀行振込での寄付
三菱東京UFJ銀行 池袋支店(支店番号359)普通口座:6777178
ブックス・フォー・チルドレン

何かご質問などございましたら、いつでもお気軽にご連絡下さい。
contact@rimafujita.com

どうぞよろしくお願い致します!

ブックス・フォー・チルドレン代表
藤田理麻より

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